生活に欠かせない洗濯機−児童養護施設におすすめの機種をご紹介

児童養護施設 洗濯機

児童養護施設は子ども達が生活し、成長していく施設です。炊事、洗濯、掃除といった家事は現場職員にとって公私共に欠かすことのない仕事で、早く、良い仕上がりになるよう常に心がけています。今回は家事の中でも洗濯から乾燥までを担ってくれる洗濯機の選び方についてご紹介します。

児童養護施設で使われる洗濯機

児童養護施設 洗濯機 洗濯干し

児童養護施設はいわゆる大家族での生活が基本となり、4人から6人程度の少人数から、10人程の単位で生活しています。そのため、単身者やご夫婦といった少人数対応の洗濯機が使われることはなく、容量の大きい洗濯機が使われます。新たに入所されるお子さんがいると、子どもが成人して人数が減るということもないので、使用頻度が多く耐久性も求められる傾向にあります。

洗濯機の機能

家電は日々性能が向上したり、新機能が追加されたりと、毎年新しいラインナップが生まれています。仕上がりも良くなり、静音性や使うたびに感じていたちょっとした手間も省いてくれるなど、洗濯機も他の家電と同じく進化を続けています。ここでは洗濯機の機能や性能をご紹介します。

機能①:洗剤・柔軟剤の自動投入

児童養護施設 洗濯機 自動投入

一度使ったら止められないのが、洗剤・柔軟剤の自動投入機能です。押すだけ簡単なだけでなく、洗剤をこぼしてしまったり、液垂れ等で本体や周囲が汚れるといった面倒が一切なくなり、最適化された分量で洗剤・柔軟剤を投入してくれるので、洗剤、洗濯機本来の性能を十分に発揮してくれます。洗剤を貯めておくタンクも十分な容量なので、2・3日で補充ということもありません。

機能②:乾燥機能

児童養護施設 洗濯機 乾燥

「乾燥機能は昔からあるでしょ?」と言うかもしれませんが、縦型洗濯機とドラム式洗濯機では、乾燥機能に大きな差が出ます。

ドラム式に採用されているヒートポンプ式は、熱交換器によって槽内の空気を温風に変え、60度前後の温度で乾燥させます。消費電力を抑えながら衣類を傷めずに乾かせるのがポイントです。

ヒーター式は洗濯機に内蔵されたヒーターで空気を温めます。温度がヒートポンプ式と比較して高温になるので、傷みや縮みがヒートポンプ式と比べて起きやすいのが難点です。とはいえ、温度が高い分厚めの衣類が乾かせるのは嬉しいポイントです。

機能③:静音機能

昔の洗濯機といえば「ウォーン」と勢い良い音を立て、武者震いの如き動きで「ガタガタ」と左右に揺れたものでした。昔の洗濯機は、いわゆるベルト駆動方式と呼ばれるタイプでしたが、現在はモーターが洗濯槽と直結したダイレクトドライブ方式になったことで、静音性は大きく向上しています。

隣の部屋との壁が薄いアパートや夜間に洗濯機を回すことが多い場合に、静音性の高いモデルが好まれます。

機能④:最適な洗濯をサポート −洗濯機アプリ

児童養護施設 洗濯機 アプリ

毎日着る洋服を最適な着心地で、かつ長持ちさせたいから、洗濯機による仕上がりはとても重要です。洗濯の方法は個人によって違いがあり、洗剤・柔軟剤の選択も含めればそのパターンは無限大です。ここに地域による温度、湿度の違いも加われば、もはや素人では手の出せない領域です。

これを全てアプリで設定することで、最適な洗濯方法で回すことができます。さらに洗濯完了の時刻を設定することで、帰宅時間に合わせて最適な状態で洗濯物を干すことができます。「朝に洗濯物を回して夕方に戻ったら、シワクチャな洗濯物が・・」なんてことはもう起きません。洗濯機もアプリを使うことで、劇的な進化を遂げたといえます。

児童養護施設におすすめの洗濯機

10万円以下の耐久性の高いモデル

費用計上の観点から、真っ先に浮かぶのが10万円以下のモデルです。現場の職員さんから購入を願い出て、承認を通す場合には、一番ハードルが下がり購入も早いです。

という生臭い事情もありますが、使用頻度が一般家庭より高く、耐久性が求められる児童養護施設では、高コストのモデルを直しながら使い続けるより、コストパフォーマンスの高いモデルを使い、買い換えるほうが良いです。また不具合が出ればすぐに対応が難しいこともあるので、信頼性が高く壊れにくいモデルを選ぶのもおすすめです。

地域や形態に合ったモデルを

児童養護施設 洗濯機

ユニットの人数、地域小規模か本体施設か、都市部か郊外か、間取りといった、施設の形態に合わせたモデルを予算内で選ぶのが良いです。

別途で乾燥機を置くスペースが無い場合は乾燥機能付きを選んだり、都市部でアルバイト帰りの子どもが洗濯物を回す場合は静音性の高いモデルにする、大容量で頑丈な縦型洗濯機にするなど、シチュエーションに合わせることで最適な洗濯機を選ぶことができます。

自動投入とメンテナンス機能

私が個人的におすすめなのが、自動投入とメンテナンス機能です。

一般家庭と異なり、8時間という勤務時間の制約の中で家事をする児童養護施設職員にとって、自動投入とメンテナンス機能が付いたモデルは時短に繋がり、結果的に子どもと関わる時間が増えたり、他の業務を行うことができたりとメリットが多いです。乾燥機能は別途乾燥機を導入することでクリアになりますが、自動投入とメンテナンス機能は、児童養護施設の洗濯機にはマスト(にしたい)機能です。

おすすめ洗濯機

アイリスオーヤマ:KAW-100A

自動投入機能を備えたモデルで、10kgという大容量で、4人以上のユニットでも十分に対応できます。コストパフォーマンスも高く、メンテナンス機能や乾燥機能はありませんが、多様なコース設定で価格以上の性能を発揮してくれます。

アクア:AQW-TW9M

乾燥機能を備えたモデルで、汚れをしっかり落としながら「明日の部活の練習には間に合わせたい・・」という子どもに最適なスピード乾燥コースを備えています。自動投入には対応していませんが、最新の洗剤であるジェルボールコースがあるので、自動投入に匹敵する便利さも特徴です。

アクア:AQW-DX12M

価格は10万円を超えますが、12kgの大容量で、ヒートポンプ式の乾燥機能、洗剤の自動投入に対応しています。十分な機能ながらコンパクトなサイズに抑えており、自動おそうじ機能も備えているので、施設での家事も大分楽になります。ドラム式ならではで水道代がお安くなるのも注目です。

施設に合った洗濯機を選んで家事を快適に

児童養護施設 洗濯機

児童養護施設での業務において、家電は仕事の相棒であり、洗濯機は欠かすことの出来ないアイテムです。施設の形態、地域、ユニット人数など、状況に合わせたモデルを選ぶことで、家事業務がより快適に、長く使い続けることができます。洗濯機は年々進化を遂げているアイテムなので、買い替えの際には予算内で機能をチェックしてみると良いです。

家電選びも大事な業務。ぜひ最新の洗濯機をチェックしてみてください。

北村一樹

児童養護施設職員。普段は子ども達の生活をサポートし、休日はライフワークである山に入っています。

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